近年、社会情勢の変化や震災後の混乱のなかで、子どもたちの育つ環境が大きく変化しています。 発達障害や家庭内での問題などにより、学校や保育現場での対応に苦慮するケースも少なくありません。
学校、幼稚園、保育所等の教育保育の現場で、現場の教職員が抱えている“気になる児童生徒幼児”に関する問題点を提示し、医師、臨床心理士とともに問題解決の糸口を探る機会を設け、併せて、参加者へのスキルアップを図ることを目的としています。
菊池記念こども保健医学研究所主催
主催者として携わっています。
現行の小児医療では、疾病を抱えた子どもが医療機関を受診することにより、初めて患児やその家族への医療サポートが始まります。
しかし、近年の社会事情の変化により、なかなか医療機関を受診したくてもできない、また、医療機関への受診を促したくてもできないといったケースが散見されています。
園医は元来、嘱託を受けた保育機関に属する園児の健康管理および施設の健康衛生環境をより良くサポートすることが職務です。 園医をはじめ、小児科医やコメディカルスタッフが定期的に直接施設を訪問し、属する園児の健康相談や保護者からの不安や悩みへの助言、施設での健康管理や諸問題解決のためのサポートを行うことにより、医療と保育施設とのよりスムーズな連携を構築し、地域小児医療の充実を図ります。
【講義】
郡山看護専門学校 看護学科・準看護学科
郡山健康科学専門学校 こども未来学科
【看護実習受け入れ】
郡山看護専門学校 看護学科
国際医療看護福祉大学校看護学科
小児看護においては少子化に伴う小児科の閉鎖・縮小、入院期間の短縮などにより実習場所が減少傾向にあります。
このような背景から、当院も平成26年度から、郡山医師会郡山看護専門学校看護学科の実習を受け入れるようになりました。 今年で5年目になりますが、看護学生の学習機会が、有効かつ有意義な時間となるようなサポートを心がけています。 具体的には短い期間でも学生一人一人の個性を把握できるよう意識し、学生の気付きや考えを引き出し認めていくことで安心感を与え、潜在的な力を発揮できるよう関わっています。 また正看護師を目指す学生を指導することは、これまでの菊池医院にはなかったことであり、教える側も成長させてもらう良い機会になっています。「共」に「育」つ、スタッフと学生が共育しあう関係となっていると感じています。平成30年度より国際医療看護福祉大学校看護学科の学生も加わり年間を通し多くの学生を受け入れています。
【保育実習受け入れ】
郡山健康科学専門学校 こども未来学科
医療法人仁寿会菊池医院 病児・病後児保育室らびっとにて実習
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日本はかつて無い少子高齢化の時代に入りました。
少子化対策は、日本全体で解決しなければいけない問題と言われつつも、実際には子育て世代、特に母親への負担が集中しているのが現状です。国や各企業それぞれで、この状況を打破するための政策や支援事業が行われていますが、残念ながらまだその効果は実感できているとは言えません。
過去に同様な境遇に見舞われた欧州各国を見回してみると、子育て支援の一つのキーワードに、「楽しい子育て」があげられます。
東日本大震災後、福島では多難な時間を過ごすうちに、子どもたちが健やかに育つことの重要性に気付いた人も多いかと思います。子どもたちが健やかに育つための理想的な社会環境を考え、そもそも「子育ては楽しい!」と誰もが思える社会を、福島から全国に発信していきたいと思います。
発起人:医療法人仁寿会菊池医院院長、菊池記念こども保健医学研究所所長 菊池信太郎
【プロジェクトの目的】
①子育て世代、教育保育関係者、企業経営者、人材育成関係者などの連携を作る
②働きながらの子育てすることに関する情報共有やノウハウを学ぶ
③「子育ては楽しい」という実例やヒントを学ぶ
④望ましい子育てが楽しい社会の創造と発信
CPHP ( Child Physical Health Provider )とは
福島の子どもたちを『日本一元気なこどもたちに』を目指し、心身ともに健やかに育むための知識と技術を兼ね備えたプレイリーダーです。
座学・実技を含め養成カリキュラムの全単位を 取得しています。 体を使うこと、運動することの重要性の啓発や食育の啓発のほか、具体的な体遊び、運動メニュー を提示し、教育現場や子どもに携わる職種に対しての実技指導も行います。
※現在はCPHPの講座は開講しておりません。
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